初めての投稿は、私自身のプロフィールを紹介させて頂きたいと思います。
とは言っても、趣味や好きな食べ物などの紹介は興味がないと思いますので、なぜ理学療法士を目指したのか書かせて頂きます。
小学校3年生から7年間、陸上競技をして来ました。その間、私自身も疲労骨折や肉離れを経験し、ブランクを経験して来ました。
数々の競技大会に出場する機会があり、全国大会では某有名な選手もいました。
そんな有名な選手には、必ずトレーナーが着き、選手のコンディショニングを行い万全な状態で選手を送り出します。
そんなトレーナーの姿を見て、すごいな。かっこいいなと思ったのが最初の一歩です。
小学生から理学療法士の存在を知って以降、新聞やテレビなどでも理学療法士の活躍を目にし、ブレる事なくその道の専門学校に進学しました。
しかし、現実はそう甘くはなかった。
ほとんど寝る間もない実施レポートの嵐、テスト勉強、国家試験対策などこんなに大変な資格だとは思ってもいなかった。
そして、有名な選手のトレーナーほど技術と知識はズバ抜けて優秀であった。
まずは国家試験に合格しなければ始まらない。
そんなバタバタして大変だった3年間を終え、無事に整形、脳血管などリハビリに力を入れている病院へ就職することが出来た。
いざ臨床現場に出ると、今まで学んだ知識は基礎中の基礎。
試験が受かっただけでは、臨床には通じない。
患者さんとのコミュニケーション。
疾患への知識と応用。
手技やタッチングなど。
学ばないといけないことは山積みだった。
そんな新人でも、一から丁寧に指導して下さった先輩がいたからこそ、今の自分があると思っている。
それに、整形カンファレンスや研修会、症例発表、オペ見学など本当に恵まれた環境であったと思う。
病院勤務の4年間は、急性期、回復期、維持期、老健、デイケアなどで経験を積む中で、少しずつ自分の気持ちも変わって行った。
各病棟毎に担当セラピストは決まっており、術後から退院までの経過を追うことが出来なかった。
退院まで担当をしたかった。
退院後の生活へのフォローもしたい。
後遺症や慢性症状を何とかしてあげたい。
そんな思いから、より生活環境に近いデイサービス(ヘルシーメルシー)への就職を決め、転職。
新人で働き初めてから、考えさせられる場面は多々あった。
特にオペ後の患者さん。沢山の研修会にも参加し、手技を学び色々試した。
患者様の良くなる姿にやり甲斐を感じる反面、本当にこの手技が良かったのか。
この患者様は、触らなくても勝手に良くなったのでは無いかと思うことも、、
デイサービスを利用される方は、基本在宅生活が可能な方になる。
病院受診をするものの、痛みは残り生活機能においても問題がある方が多い。
利用者様に話を聞くと、
もう何年も前から痛みがある。
もうしばらく歩けていない。
自宅で家族の介護を受けている。
そんな話を良く聞く。また、外来での受診では、注射や内服薬の処方、物理療法(温めたり、電気など)で済まされている方が多い。
もう治らないから、これ以上よくならないから。
そんな利用者様の力になろうとも思ったし、そこを改善出来たことでのやり甲斐はとても感じた。
デイサービスでは、今年で9年勤務。
そして、新たに整体とリハビリのサロンcoralを開設した。
リハビリをもっとしたいとの、利用者様からのご希望や、肩こり、慢性痛、後遺症、退院後のリハビリなど対応できる施設を開設したいとの思いから、実現しました。
まだまだ、地域の方においてもcoralを知らない方も多く見えます。
そんな方にも、開設のきっかけや私自身の事を知って頂けたらと思います。
長文になってしまいましたが、読んで下さった方。ありがとうございました。